ハワイの動物と植物の絶滅危惧種

ハワイ原生植物とは?

ハワイ原生植物は、人間がハワイに訪れる以前に生息していた植物をさします。
原生植物は、風、海、翼の輸入の三つの方法によってもたらされました。
風:種や胞子がジェット気流に乗って地球の半分以上飛来した。
海:種が海流に乗って漂流した。
翼:鳥が海を渡ったときに種が運ばれた。種は鳥の胃袋の中にあったか、体に付着していた。

 

ハワイ原生植物には二種類に分類されます。人間が入植する以前に存在したインディジニアスプラント(indigenous plants)。これらはハワイやその他の国でも見られます。ビーチナウパカなどがインディジニアスプラントの例として挙げられます。もうひとつは、インディジニアスプランとが長い年月をかけ、ハワイの環境によりよく適応し変化した植物です。この過程は適応放散(adaptive radiation)として知られています。これらはエンデミックプラント(Endemic plants)といいます。これらはハワイにしか生息していないハワイ固有の植物です。ハワイ州の花であるハイビスカス種のマオハウヘレ(Ma’o Hau Hele)はエンデミックプラントの例として挙げられます[1]。

 

侵略的外来種(Invasive Species)

侵略的外来種を以下のように定義します[1]。

  1. 生態系の中で原生と考えられないもの
  2. 環境や経済に損害を与えるものや人間の健康に害を及ぼすもの

植物、動物、その他の有機体(微生物)が侵略的外来種になりうる。それら侵略的外来種がもたらされる主な一因は人間活動によるものがあげられます。
ハワイの侵略的外来種植物
2013年2月までにハワイ州全体では456種、オアフ島では345種の侵略的外来種が報告されています[2]。

侵略的外来種一覧はハワイ州のホームページをご参考ください。
侵略的外来種による生態系および社会的影響
侵略的外来種は自然環境に影響を与え、本来ある生態系を変えてしまいます。また人間の健康に被害を及ぼしたり、経済にも損害を与えます。下記にUSDAが紹介する事例を記載しました。

 

テーマに関するツアー:自然を楽しむハイキングツアー(植物、動物、原生林、海、空、虹などを再発見)

 

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